「そういうやり方はダメ」、「こうした方がいいよ」、「隣のクラスを見てごらん」、、、
自分のやり方を否定され続ければ、誰でも自信を無くしますし、何から手を付けていいものか頭の中がごちゃごちゃすると思います。
教科指導、生徒指導、学級経営、校務分掌、職員室の人間関係、管理職との関係、保護者への対応、長時間労働など
「ごちゃごちゃしている」ということはこれらの問題が複合して、複雑に絡み合っているからではないでしょうか。
では、どうすれば解きほぐすことができるのか?
2つの方法をご提案いたします。
方法1:頭で考えていることを鏡に映してみましょう。
ご自身の頭の中を映す鏡が必要です。頭の中を映す鏡?
それはノートです。
とりあえず、思いつくまま書き出してみましょう。人名や単語、感情、何でもかまいません。
次に1日ほどおいて、また、そのノートを眺めてみましょう。新たに思いついたことがあれば書き加え、違うと思ったことには「×」をつけましょう。(消さずに残しておくことがミソです。)
「これとこれは関係があるな」と思えれば線でつないでみてください。
こうやって、頭の中で考えていることを外に出して客観的に見ることで、少しはスッキリできると思います。
方法2:信頼できる方と話をしてみましょう。
ご自身のことをとにかく聞いてくださる方です。アドバイスは少なめで「そうなんだ、大変だね」、「自分だってそれはできないよ」と聞いてくださる方です。話をしていく中でご自身の力で変わっていくことができるかもしれません。
方法1をその方と一緒にやってみるのもいいかもしれません。(いくら信頼していてもちょっと恥ずかしいですかね。)
忙しい先生方にとってご自身のことを考える時間は少ないと思います。しかし、メンタルダウンする前に今日ご紹介した2つの方法を試されることで、学校でおこっている諸問題への解決のヒントが得られるのではないかと思うのです。
最後に改めて申し上げます。自分のやり方を否定され続けて自信を無くすのは、誰でも経験することです。ご自身で自分のことを否定することはやめにしませんか。
○○の秋を満喫されてくださいね。