辛さはどこから?(人間関係)

人間関係

 

1 児童生徒との関係

相性の合わない子、反抗的な子、無視をし続ける子。無理に相手に合わせる必要はありません。先生の側が合わせると逆に不信感を増長することがあります。よく、「毅然とした態度」という言葉が使われますが、これは強そうに高圧的に接することではなく、以前と変わらぬ態度で接することだと自分は考えています。

ただ、その子に気にかけているというシグナルは送り続ける必要があると思います。それがなくなると見捨てられたと思ってしまうからです。シグナルの送り方はご自身で考えてみてください。視線を合わすだけでも立派なシグナルです。

卒業までに相互に理解し合いたい、という願望はありますが、それも難しいことが大半です。

要はシグナル送り続けながら相手の反応を観察する、その過程で児童生徒の背景を考える。それができれば立派な先生だと思います。

 

2 管理職や同僚との関係

リーダーシップや指示に納得がいかないこと、価値観が異なること、ストレスをためる要因は色々あると思います。時に、我慢できずに反論や意見を言ったり、感情的になったりすると思います。そこはアンガーマネジメントで乗り越えましょう。ぶつけても好転することはほとんどないからです。むしろ、職場でのあなたの評価が下がってしまうことすらあります。

年度で変わる可能性があるのであれば、それまでうまく流すのが一番だと思います。憎い憎いと感情が増長していくと、ご自身の心を痛みつけるのでご注意ください。

校内に信頼できる先生がいればその方とお話しするのが一番だと思います。校内にいなければそれ以外の方と。話すことでストレスをお一人で抱え込み続ける負担を軽減できると思います。

 

3 保護者との関係

「うちの子は悪くない」VS「学校での姿は違う」の対立となるのでしょうか。

教員や学校に不信感があったり、不断は無関心なのに子をかばうことで親の体面を保とうとしていたり。電話でやり合っても相互理解を得ることは難しいでしょう。できれば学校までお越しいただくのが一番なのですが、まずは電話で保護者の方の言い分を正確に把握することに全力を傾けます。(電話の録音が可能なら録音させてもらいましょう。学校の電話にも「品質向上のため・・・」の機能が欲しい所です。)また、「20分しか時間をとれません」と、時間を最初に言ってしまうのも無制限に付き合うことを避けることができます。少し緊張が解けたら、保護者の主張、先生の納得できない部分とその背景を記録として残します。ご存じのことと思いますが、記録を残すことはとても大切です。

モンスターペアレントへの対応を事前に学年で申し合わせておくのも一つです。主任の先生に変わっていただいて「後ほど連絡させていただきます」といったん切ってもいいのではないでしょうか。先生方から今後の話の進め方のアイデアを聞けるかもしれません。

 

保護者からのクレームは今までの積もり積もったものであったり、自身の子育てがうまくいかないことの原因を学校に求めたり。そのようなケースはお話を丁寧に聞くことですっきりしていただけます。根強い不信感(例えば、いじめ)に基づくものだと、どんな優秀な先生が対応しようと難しいと思います。

 

人間関係の悩みはプライベートでも職場でも付きまといます。メンタルヘルスに直結することでもありますので、お一人で抱え込まないことが一番大切だと思います。

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